「最近、腰が重だるい…」「立ち上がるときに『よいしょ』と声が出るようになった」そんな経験はありませんか?私も長く座っていた日の夕方や、家事が続いた日の夜に、腰のあたりがズーンと重くなることがあります😥
実は先日、テレビで2回も同じ内容を目にしました。それが「ドローイン」についてのお話です。2回も続けて見ると、さすがに「これはやってみなさいってことかも…!」という気持ちになりますよね😊
ドローインは、寝たまま・座ったまま・立ったままでもできる、道具ゼロ・痛みゼロのとってもやさしいトレーニングです。しかも腰痛ケアだけでなく、ぽっこりお腹の引き締めにも効いてくれる、いいこと尽くしの習慣なんですよ✨
今回は、そのやり方とコツをたっぷりご紹介します。
ドローインってそもそも何?
ドローイン(draw-in)は、英語で「引き込む」という意味。その名のとおり、息を吐きながらお腹をぐーっとへこませて、その状態をキープするというシンプルな運動です。
腹筋運動のように体を起こしたり、勢いよく動いたりはしません。ただ呼吸に合わせてお腹をへこませるだけ。だから、腰に負担がかからず、運動が苦手な方や50代以降の方でも安心して始められるんです🍀
鍛えられるのは「体の奥のコルセット」

ドローインで働くのは、お腹の一番内側にある「腹横筋(ふくおうきん)」という筋肉です。この腹横筋は、お腹をぐるりと帯のように取り囲んでいて、よく「天然のコルセット」と呼ばれています。
そのほかにも、
- 👉 多裂筋(たれつきん)…背骨を1つずつ支える細かい筋肉
- 👉 骨盤底筋群…骨盤の底で内臓を支える筋肉
- 👉 横隔膜…呼吸に使われる、お腹の天井にあたる筋肉
これらが一緒に働いて、お腹の中に「体を内側から支える力」が生まれます。この4つはまとめてインナーユニットと呼ばれていて、体の軸を安定させる大事なチームなんですよ💪
なぜドローインが腰痛にいいと言われるの?
① 背骨と骨盤を内側から支えてくれる
腰痛の原因はさまざまですが、「体を支える力が弱くなって、腰の一部分に負担が集中してしまう」というケースは少なくありません。インナーマッスルが働くようになると、背骨と骨盤が内側から安定して、腰まわりへの負担が分散されやすくなります。
コルセットを巻くと腰がラクになりますよね。それを自分の筋肉で作れるようになる、というイメージです。
② 姿勢が整いやすくなる
お腹の奥がしっかり働くと、自然と背すじが伸びて、反り腰や猫背が整いやすくなります。姿勢が整うだけで、腰の重だるさが軽くなったと感じる方も多いんですよ。
③ ぽっこりお腹の引き締めにも◎
これが嬉しいポイント✨ 腹横筋はお腹を内側からキュッと締める筋肉なので、鍛えるほどウエストまわりがすっきり見えやすくなります。「腰痛対策のつもりが、気づいたらお腹も引き締まっていた」——そんな一石二鳥が狙えるんです。
④ 呼吸が深くなる
ドローインは呼吸とセットの運動なので、続けているうちに自然と深い呼吸が身につきます。深い呼吸はリラックス効果も高いので、寝る前の習慣にするとそのまま眠りにつきやすくなりますよ🧘♀️
基本のドローインのやり方(寝たまま編)

まずは一番わかりやすい、仰向けで行う基本のドローインから始めましょう。
やり方
- 仰向けに寝て、膝を立てます(足は腰幅くらいに開く)
- 両手をお腹(おへその少し下)に軽く当てます
- 鼻から息をゆっくり吸って、お腹をふくらませます(3〜4秒)
- 口から細く長く息を吐きながら、おへそを背骨のほうへ引き込むイメージでお腹をへこませます(6〜8秒)
- お腹をへこませたまま、声に出して10秒数える(「1、2、3…」と普段どおりの声が出せていれば、呼吸が止まっていない証拠です)
- ゆっくり力を抜いて、ひと呼吸休む
- これを3〜5回繰り返します
ポイント
- ✅ 息を止めないことが一番大切です。声に出して数えると自然に呼吸が続くので、息が止まっていないかを自分でチェックできます(声を出せないときは、鼻で「スーハー」と浅い呼吸を続けましょう)
- ✅ 手をお腹に当てて、お腹が硬く締まっている感覚を確認しながら行うと、効いているかどうかがわかりやすくなります
- ✅ 腰と床のすき間が少し狭くなるくらいが目安。腰を無理に床に押しつける必要はありません
- ✅ 最初は10秒でも十分。慣れてきたら20秒、30秒と伸ばしていきましょう
注意点
- ⚠️ 腰に鋭い痛みが出るときは中止してください。ドローインは基本的に負担の少ない運動ですが、痛みが強い日・しびれがある日は休むのが正解です
- ⚠️ ぎっくり腰の直後や、椎間板ヘルニアなど診断を受けている方は、必ず医師や理学療法士に相談してから始めてください
- ⚠️ 食後すぐは気持ち悪くなることがあるので、食事から1時間ほど空けるのがおすすめです
- ⚠️ 高血圧の方は、息を止めていきむような力み方をしないよう特に気をつけましょう
効果
インナーマッスルは「使う感覚」を思い出すのに少し時間がかかる筋肉です。1回で劇的に変わるものではありませんが、続けていくと「お腹に力を入れる」という感覚がわかるようになり、日常の動作の中でも自然と体を支えられるようになっていきます。
慣れてきたら!ドローインのバリエーション3つ
寝たままのドローインができるようになったら、いろいろな姿勢で試してみましょう。姿勢が変わると難易度も上がり、日常生活で使える力に近づいていきます。
① 座ったままドローイン
やり方 椅子に浅めに腰かけ、背すじを伸ばして足裏を床につけます。息を吐きながらおへそを引き込み、10〜20秒キープ。
ポイント 背もたれに寄りかからず、坐骨(お尻の下の硬い骨)で座る意識を持つと、より効きます。
注意点 猫背のまま行うとお腹に力が入りにくいので、まず姿勢を整えてからスタートしましょう。
効果 デスクワークやテレビを見ながらでもできるので、一番続けやすい形です。座り姿勢そのものが整うので、長時間座る日の腰の重だるさ対策にもぴったりですよ✨
② 立ったままドローイン
やり方 足を腰幅に開いて立ち、息を吐きながらお腹をへこませて10〜20秒キープ。
ポイント 壁に背中とお尻、かかとをつけて立って行うと、正しい姿勢のまま実践しやすくなります。
注意点 肩に力が入りやすいので、肩をストンと下ろして行いましょう。
効果 歯みがき中・信号待ち・料理中など、スキマ時間にそのまま組み込めるのが最大のメリット。「ながらドローイン」は本当におすすめです🌅
③ 四つんばいドローイン
やり方 四つんばいになり(肩の下に手、股関節の下に膝)、背中を平らに保ったまま、息を吐いてお腹を引き上げるようにへこませて10〜20秒キープ。
ポイント 背中が丸まったり反ったりしないよう、背中に板が乗っているイメージでまっすぐキープします。
注意点 手首や膝が痛い方は、マットやクッションを敷いてから行いましょう。
効果 重力に逆らってお腹を引き上げるので、寝たまま・座ったままより少し強度が上がります。体幹の安定感がぐっと高まりますよ💪
いつ・どれくらいやればいい?続けるコツ
頻度の目安
- 👉 1日1〜3セット(1セット=3〜5回)が目安
- 👉 毎日でもOK。筋肉痛になるような運動ではないので、休養日は特に必要ありません
- 👉 忙しい日は「1回だけ」でも大丈夫。ゼロにしないことが一番大事です
おすすめのタイミング
| タイミング | おすすめの理由 |
|---|---|
| 🌅 朝、起きてすぐ布団の中で | 体が目覚める。1日を「お腹に力が入る姿勢」でスタートできる |
| 💺 デスクワークの合間 | 座り姿勢のリセットになり、腰の重だるさ予防に |
| 🧘♀️ 寝る前の布団の中で | 深い呼吸でリラックスでき、そのまま眠りにつきやすい |
効果を感じるまでの期間
正直にお伝えすると、ドローインは「1週間でお腹がへこむ!」というタイプの運動ではありません。インナーマッスルはゆっくり育つ筋肉なので、2週間〜1ヶ月ほど続けて、ようやく「お腹に力が入るようになった」「腰が軽い日が増えた」と感じ始めるのが一般的です。
でも、道具もいらない・場所も選ばない・疲れないのがドローインの強み。「歯みがきのついでに」くらいの気軽さで、生活の中に溶かし込んでいきましょう🍀
ドローインQ&A

Q. お腹をへこませる感覚がよくわかりません…
A. まずは咳を「コンコン」としてみてください。そのときにお腹が硬くなる感じ、それが腹横筋が働いている感覚です。その感覚を思い出しながら息を吐くと、つかみやすくなりますよ。
Q. 腹筋運動(上体起こし)とどっちがいいですか?
A. どちらが上ということはありませんが、腰に不安がある方はまずドローインからが安心です。上体起こしは腰を丸めるぶん負担がかかることがあります。ドローインでお腹の奥が使えるようになってから腹筋運動に進むと、フォームも安定しやすくなります。
Q. 息を吐ききってお腹をへこませたあと、苦しくなります
A. 吐ききりすぎているかもしれません。「7割吐いたところでキープ」くらいがちょうどいい目安です。キープ中は浅い呼吸(数をかぞえる)を続けてくださいね。
Q. 毎日やらないと意味がないですか?
A. そんなことはありません。週3〜4回でも積み重なれば十分な変化があります。三日坊主になっても、また今日から再開すればOKです😊
おすすめアイテム
ドローインは道具なしでできるのが最大の魅力ですが、あると「もっと快適に・もっと続けやすくなる」アイテムをご紹介しますね👉
① Manduka PRO ヨガマット 6mm
寝たままドローインや四つんばいドローインをするとき、フローリングに直接だと背中や膝が痛くなりがちです。厚みのあるマットを1枚敷くだけで、リラックスして呼吸に集中できるようになります。「ここが私のトレーニングスペース」という気持ちのスイッチにもなりますよ✨
② ギムニク バランスボール 65cm
ボールの上に座ってドローインをすると、不安定な分だけインナーマッスルがぐんと働きます。「座ったままドローイン」がラクにできるようになったら、次のステップにぴったり。テレビを見ながら座るだけでも体幹が育つので、リビングに置いておくのがおすすめです💪
③ ドクターエア エクサガンポケット
腰まわりが張っていると、そもそも呼吸が浅くなってドローインがやりにくいことがあります。運動の前後にお尻や腰まわり、太ももの裏をほぐしておくと、体がゆるんでお腹に集中しやすくなりますよ。コンパクトで持ちやすいので、寝る前のケアにも使いやすいです🍀
※腰の骨(背骨)の上に直接あてるのは避けて、まわりの筋肉にあてるようにしてくださいね。
家トレに慣れてきたら、次のステップへ!
私はチョコザップに通い始めて3年が経ちました!月額2,980円(税抜き)で24時間使い放題。マシンもマッサージチェアも追加料金なしで使えて、家トレとの組み合わせで効果倍増です💪
まとめ

今回は、テレビでも話題の「腰痛に効くインナーマッスル・ドローイン」についてご紹介しました。
- ✅ ドローインは息を吐きながらお腹をへこませてキープするだけのシンプルな運動
- ✅ 鍛えられるのは腹横筋=天然のコルセット。背骨と骨盤を内側から支えてくれる
- ✅ 寝たまま・座ったまま・立ったまま・四つんばい、どの姿勢でもOK
- ✅ 1回10〜30秒キープ×3〜5回を、1日1〜3セット
- ✅ 息を止めない・痛みが出たら中止する、この2つは必ず守る
- ✅ 腰痛ケアだけでなく、ぽっこりお腹の引き締め・姿勢改善・深い呼吸にも効果的
道具もいらず、音も出ず、汗もかかない。それでいて体の一番奥からじわじわ効いてくれる——ドローインは、忙しい毎日の中でもいちばん続けやすい家トレのひとつだと思います。
読んでくださったあなたも、今夜、布団に入ったらまず1回だけ試してみませんか?腰痛から解放される日を目指して、一緒にコツコツ続けていきましょう✨

