FP3級の勉強を始めたきっかけ
私がFP3級の試験を受けようと思ったのは、失業中のことでした。
失業手当を受給していた私は、以前のお給料の2/3のお手当でやりくりをしなければならず、家計の見直しをしたいと思っていたところ、YouTubeでマッチョのライオンさんが
『FP3級の勉強をすることは、お金の世界でのひらがな・カタカナを学ぶこと(基本中の基本)』
と言っていたのを聞いてのことです。
そんな私はすぐにFP3級(日本FP協会)の試験の申込みをネットで完了させました。
申込みの締切が二日後に迫っていたため迷うことなく即申込みでした!
受付締切 2023.12.5
試験日 2024.1.28
いざ問題集選び!
YouTube『ほんださん/東大式FPチャンネル』でお勧めされていた
「FP3級合格のトリセツ速習テキスト」に決め、
本屋で働いている息子に買ってきてもらいました。
テキストを見てびっくりΣ( ̄□ ̄|||)
書籍は分厚く、なんと分野の多いこと。。。
受かる気がしない…💦😭
でも、受験料8,000円出して申込んだからには無駄にできない!
やるしかない!と決断。
きっと、先にテキストを見ていれば、試験を申込んでいなかっただろうな…(笑)
幸い失業中の私は時間はたっぷりとあるのですぐに勉強開始です。
その詳細は後ほどご説明いたしますが…
試験を受けた結果、まだ合格発表前の自己採点ではありますが、
正解率9割超えでの合格🌸でした。
回答速報での自己採点:
学科⇒54/60・実技⇒95/100 ✨
↑↑結果が届きましたので抜粋し公表させていただきます💡
どうやら私はタックス分野が苦手のようです💦
実技は1問間違えでした。
間違えた内容は「【体験談】FP3級試験 前日からの流れ」の最後でご紹介しています。よろしければコチラ覗いて下さいね。
そんな私の試験当日を迎えるまでの道のりを参考までにお伝えできればと思っております。
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まず、FP3級とは
FP3級の試験は、ファイナンシャルプランナーの資格取得を目指す方々が受験する、重要なステップです。この試験は、個人の財務状況やライフプランに関する基礎的な知識や技能を測るものであり、ファイナンシャルプランニングの基本的な理解を深めることが求められます。
試験の内容は、家計の管理、保険や年金、税金、投資、不動産、相続や贈与などの6分野で、日常生活に密接に関わるテーマが中心です。具体的には、収入と支出の管理、保険商品の理解、税制や税金の計算、投資商品の種類やリスク管理などが含まれます。
試験は原則として毎年1月、5月、9月に実施され、学科試験(120分)と実技試験(60分)に分かれており、マークシート方式での問題が出題されます。合格には、6割以上の正解が求められます。
※3級FP技能検定は2024年4月より全国で随時受験ができるCBT(Computer Based Testing)試験へ完全移行されます。これに伴い3級FP技能検定の一斉方式のペーパー試験は2024年1月試験をもって終了予定です。詳細はコチラから
*CBT試験では学科試験は90分に短縮されるようです。
FP試験には、「日本FP協会」と「きんざい(金財)」の2つの実施機関によりそれぞれ行われますが、いずれを受験して合格しても国家資格としての価値を持ちます。
「日本FP協会」は個人の受検者が多く、一方「きんざい」は金融サービス従事者など職場から資格を取るよう促されるなどの団体受検が多いようです。
学科試験問題は、どちらで受験してもその内容は同一です。一方で、実技試験問題は、日本FP協会ときんざいとで異なっています。
日本FP協会で受験する場合は、6分野すべての学習が必要です。一方で、きんざいでは、出題されない分野があります。
もし、実技試験しか受けないという場合でかつ、学習したい分野を減らしたいなら、きんざいを選択してもよいでしょうが、難題も多く出題されるとのこと、合格率では日本FP協会の方が高いようです。
きんざいは、試験範囲の分野が少ない分、問題の内容がより深くなっているのでしょう。
因みに私は、日本FP協会を受検いたしましたが
実際、難題はありませんでしたよ! ✨
2024年4月1日よりCBT試験へ移行しましたので、いつでも試験に臨めるようになりました。
通年受付ですが、できるだけ先に受検日を決めてしまう方が、断然やる気になりますよ💪
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勉強スタート
ほんださんのYouTubeで全体像を把握
『FP試験・資格に興味ある?これ1本で試験のしくみから勉強法まで全て解説』を視聴し全体像を把握。基本的なことを知ることから始めました。↓↓↓
次に、 インプットとして
【学科試験対策基礎知識】
⇒『FP3級合格のトリセツ速習テキスト』
& YouTube『FP3級爆速講義』 ←テキストに沿って解説
「最速合格」と「使えるFP資格」を誰よりも考えられた14本10時間の講義シリーズ
【実技試験の計算対策シリーズ】
YouTube『FP3級FP協会実技試験対策』 ←計算パターンを覚える
を視聴。すべて無料です!
使える資格として、初学者でも挫折しない背景から理解できる解説となっています。
本当~にお勧めです✨
更に、アウトプットとして
『FP3級 合格のトリセツ 速習問題集 2024-25年版』
⇒「学科」と「実技」の両方で、しっかり対策ができます。
全問題ごとに「速習テキスト」の掲載参考ページがあるので、テキストに戻ってすぐに復習できます。
テキストや問題集を購入する際、上記ではAmazonのリンクを貼っておりますが、少しでも節約したい場合は、メルカリで同じ商品が出ていないか検索してみてください👀!
自身の話になりますが、試験が終わり合格が確定した際、問題集は必要ないと判断し即メルカリに出品いたしました!購入する場合、最新のものであるかの確認だけは忘れずにしてくださいね。
『過去問厳選模試』についてもほんださんはおすすめされていますが、過去問については後述しますが、「過去問道場」という無料サイトでひたすら解くことができますので、私は購入いたしませんでした!
実際、「過去問道場」だけで十分でした✨
実技問題の取り組み方
実技問題に関しては、先ほどご紹介したYouTubeを見て計算パターンをマスターしてから
実際に問題を解いていきました。↓↓(現在は、メンバーシップ(¥490/月)登録が必要。)
私は、テキスト勉強後すぐに実技問題を解いたのですが、すんなりわかる問題は少しだけで、問題の意味を理解するのにも時間がかかるしで、チンプンカンプンでした(笑)💦
皆さんは余裕でできるかもですが…!
もし、実技問題を解いてみて躓いた場合は、メンバーシップ(¥490/月)登録を1か月登録し勉強してみてください。問題がスーッと頭に入ってくるかと思います。
以前は無料だったのに…残念です💦
ココまで終わり時間に余裕がある時は、先ほどご紹介しました
ほんださんのYouTube『FP3級爆速講義』1~6を見直すようにしてください。
そうすることで、「なるほど、そういう事だったのか💡」と より理解が深まると思います。
時間に余裕がなければ、以下でご紹介しますが、
ひたすら多くの問題を解いていった方がよいのではないかと思います。
『過去問道場』でひたすら問題を解く
ここまで終われば、
『過去問道場』というサイトでひたすら問題を解きました。
正解・不正解にかかわらず問題ごとに詳しい解説が毎回でてきますので、より理解が深まります。
自身の正解率も出て、問題の難易度もわかり、ゲーム感覚ででき無料です✨
電車に乗っている間やちょっとした隙間時間にスマホでトライしました。
実技で計算が必要な時でも電卓機能があるので問題なく解くことができます!
もちろん、家にいる時もパソコンでひたすら問題を解きました💻
本当にお勧めなので、是非活用して欲しいです💡
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必ず答え合わせに時間をかける
間違えた問題はもちろんのこと、迷って回答した問題に関してもチェックしておき、
しっかりと解説を読んで理解できるまで見直します。
それでも理解できなければテキストに戻って納得いくまで復習です。
そして、間違えた問題と迷いながらも正解した問題については
チェックしておき頭に叩き込まれるまで何度も解き直しです。
2択か3択ですので、偶然正解してしまうことが多々あるからです。
なので、確実にわかる問題以外は復習の対象です。
最後は、受検する実施機関の過去問を試験当日に見立てて解く
最後はやはり当日の流れを把握するため、受検する機関の過去問を試験当日に見立てて、
時間を計りながら解きました。
余った時間をどのように活用するのか、
悩んだ問題はどう決断するかなど案を練っておくのもいいですよね!
私はペーパーでの受検だったので、
完全に合っている自信のある問題には〇
後でじっくり見直したい問題には☆
悩んだ問題わからない問題には△??
などのように問題用紙にチェックをしながら進めていきました。
学科試験は2時間ありますが、試験開始1時間経過後には退出可能です。
実際に1時間で退出する人はたくさんいました。
自分はどの程度まで見直しをするのか、どこで踏ん切りをつけるのか
事前に決めておくといいですね!
因みに私は1時間10分ほどで退出しましたが、
この時点で教室内には1割ほどしか残っていませんでした😯
試験間近にしてはいけないこと
試験日間近には新しいこと&難しいことには挑戦せず、
スラスラ解けた過去問などを解くなどして、
焦ることなくいいイメージのまま試験に挑めるよう心掛けました。
1点・2点でも底上げしたい…(試験約1週間前)
試験日間近は新しいことに挑戦しないと記述したばかりですが、
一つだけお勧めしたい勉強法があります😲
【FP直前対策】『試験にめちゃ出る数字を反射で答える、重要数字100』(ほんださんYouTube)です。卓球のラリー形式で、問題⇒解答 ・問題⇒解答 と問題を解くことで反射的に数字を答えられるようになります。
1点・2点でも底上げしたいという方は覗いてみてください!↓↓↓
最後の最後は神頼み⛩️🙏🙏✨
そして、最後の最後に神頼み!地元の神社へお参りしました⛩️✨
いつもより気持ちばかりお賽銭を弾んでです✨
『運も含め、実力が発揮できますように👋👋』
これで完璧です(^^♪
これ以上することはもうない!自分は誰よりも頑張ったので大丈夫!!
と自信をもって試験に臨みました。
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まとめ(感想)
何もわからずに勢いで飛び込んだ世界でしたが…
FP3級で学ぶことは、日々の生活に直結している内容が多く
知らなければ損することもたくさんあるんだなと実感しました。
FP3級の勉強では、長年生きていると関わりのある用語もたくさん出てきたのですが、
全然聞いたこともない用語もたくさん出てきて、最初はかなり困惑しました💦
毎日コツコツ1~2時間くらい(たま~に3時間!)勉強したところ、
最初は全く受かる気がしなかった私ですが、1ヶ月を過ぎたころでしょうか、
アレッいけるかも!という気持ちに変わっていました。
毎日勉強といっても週に2日ほどはお休みしていましたし、年末年始は全くしていませんでした!
お仕事をしながら挑戦される方に比べると時間的には随分余裕があったかもしれませんが、無料で学べるサイトに助けられ独学でも無事合格することができました🌸
3級の資格は、FPとして活躍するというよりは自分の人生を豊かにするために
という方があっているのかなと思います。
FPの資格を仕事として活かそうと考えている方は、2級以上を目指しましょう。
私はFPのお勉強は一旦終了です♪
これから勉強をされる方へ少しでも参考になれば幸いです✨
試験前日~当日の流れなどについても記事を書きましたので
よろしければこちらからご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました<m(_ _)m>
追記:2024.0308合格発表 ⇒ 無事、学科・実技両方とも合格でした~🌸
FP試験 完全合格とは?
因みに『完全合格』と記載されていたのですが、
学科と実技両方とも合格すると『完全合格』
どちらか一方だけ合格した場合『一部合格』
となるそうです。